


1. プロフィール
名前:クレイヴァー(Craver)
年齢:24
性別:男性
身長:184cm
2. 紹介及び特記事項
彼…いや、「それ」と呼ぶほうが適切でしょう。
長期間VFを吸収した物体に自我が形成された、特異なケースです。
長い間、同一の銃器に宿った残留思念が徐々に集まり、一つの独立した人格体が形成されたものと分析されています。
26M-RFT92は複数の思念が融合して形成された自我であるため、自身を「俺たち」と呼称する特異な言語パターンが観察されています。
この銃の起源に関しては、現在まで信頼できる情報が確保されていない状態です。
人物ではなく物体の足跡を辿る作業で、関連記録が非常に断片的でありまして……
追跡可能な最も古い資料によれば、西部開拓時代から存在していたと思われます。
一部の文献によれば、ただの平凡な銃が運悪く持ち主が次々と死傷し、呪われたとされる一方で、
また別の証言では、銃で我が子を失った魔女が、自身の涙とさらってきた子供たちの骨で作った銃だとも言われています。
現時点では、どちらも信じづらい話ですがね。
長い間、所有者を探し回っていたようです。
現在のところ、条件に合致する所有者は見つかっていないとのことですが。
一つの共通点として、戦争や混乱した状況下で姿を現すと推測されています。
本人…いや、個体の供述を引用するなら、「自分を握っても人格を乗っ取られない所有者」を探していると。
資料に明記したのは「26M-RFT92-2」……つまり、現在人格を侵食されている宿主で、かつて有名な犯罪者だったそうです。
銃器に関連する多数の事件に巻き込まれ、その過程で26M-RFT92と接触した後、完全に侵食されたものと思われます。
多数の目、死体のような皮膚といった特殊な身体変異は、個体との融合過程で形成されたものと推測されます。
上記の通り、適合する所有者を見つけるまでは、26M-RFT92-2が継続的に生産される可能性も考慮すべきでしょう。
これに対する対策も早急に立てる必要があります。
あ、それと追加で、部署への人員補充を要請します。
新人の一人が検証中に26M-RFT92と接触するちょっとした事故があって、未だに意識が戻っていないんですよ。
―先任研究員 Dr. C
3. 活動記録
オイ、あんた。その格好、この辺のモンじゃねえな。
あんたも噂を聞きつけて来たのか?
ああ。混乱の時期に現れるっていう、あの銃のことさ。
俺か?俺はここに長く住んでるからな。
その噂なら、もう耳にタコができるほど聞いたぜ。
おまけに、その銃がどこにあるかについても、よーく知ってるしな。
あんた、賭け事は好きか?
普段はこんな提案はしねえんだが、あんた、どう見ても普通のモンには見えねえんだよ。興味が湧いて仕方ねえんだ。
……ハハッ!そうあっさりと乗ってくるとは、気に入ったぜ!
いいだろう!こうしよう。
あんたが勝てりゃ、さっき聞かれた俺の正体、それにおまけで噂のことも詳しく話してやる!
逆に俺が勝ったら…俺が望むモンを、一つだけあんたから奪わせてもらうぜ。
まあ、それは俺が勝った時の話さ。今は黙っておくとしよう。
賭けの内容は…これならどうだ?
さあ、このリボルバーをしっかり握ってみな。
どうした?悪い話じゃねえだろう?
いざ賭ける段になって、ビビっちまったのか?
……なんだ、お前。すでに「俺たち」の正体を知っててカマをかけたんだな?
面白いじゃねえか!
―アグライア調査員と26M-RFT92との音声記録